・令和 3年度(2021年)・令和 2年度(2020年)・令和元年度(2019年)・平成30年度(2018年)
・平成29年度(2017年)・平成28年度(2016年)・平成27年度(2015年)・平成26年度(2014年)
・平成25年度(2013年)・平成24年度(2012年)・平成23年度(2011年)・平成22年度(2010年)
・平成21年度(2009年)・平成20年度(2008年)・平成19年度(2007年)・平成18年度(2006年)
・平成17年度(2005年)・平成16年度(2004年)・平成15年度(2003年)・平成14年度(2002年)
令和2年2月22日(土)~令和2年4月5日(日) | 特別展「世界遺産をつくった大工棟梁―中井大和守の建築絵図細見」 Architecture Drawings of Master Carpenters: The Family Behind the World Heritage of Japan |
令和2年6月3日(水)~令和2年7月12日(日) | 特別展「和紙の建築模型 建築起こし絵図―茶室と社寺と即位図と」 |
令和2年7月23日(木・祝)~10月4日(日) | 大阪くらしの今昔館所蔵品展「歳時記と祝い事」 |
令和2年11月4日(水)~11月23日(月・祝) | 景聴園×今昔館 描きひらく上方文化 |
令和2年12月19日(土)~令和3年2月14日(日) | くらしと漆工 |
令和2年2月22日(土)~4月5日(日)
2020.2.22~2020.4.5
◆臨時休館のお知らせ◆
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、当面の間、臨時休館いたします。
中井大和守(初代・正清)は、江戸幕府の草創期に、二条城、江戸城、駿府城、名古屋城の天守や御殿をつくった大工棟梁で、元和5年(1619)に没しました。それから400年。中井正清とその子孫の建築作品の多くは火災などで失われましたが、現存するものは国宝や重要文化財に指定され、一部は世界遺産に登録されています。重要文化財「大工棟梁中井家関係資料」(中井正知氏・中井正純氏蔵)の建築絵図は、中井家の建築作品の全容を伝えてくれる貴重な資料です。その内容は、城、武家屋敷、内裏(御所)、寺院、神社、茶室などの建物を網羅し、建物の平面図や立面図だけでなく、儀式図、庭園図、起こし絵図など多彩です。これらの絵図は、破損や老朽化が進んできたので、平成25年(2013)から文化庁の指導監督の下で国庫補助事業として保存修理を行ってきました。この事業は住友財団の助成対象にも選定されました。特別展「世界遺産をつくった大工棟梁―中井大和守の建築絵図細見」は、この修理でよみがえった建築絵図を公開し、同時に中井家資料の修理技法を紹介します。
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
会場:大阪くらしの今昔館 8階 企画展示室
休館日:毎週火曜日
主催:文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会、大阪市立住まいのミュージアム
入館料:特別展のみ300円、常設展+特別展 一般800円(団体700円)、高・大生500円(団体400円)、団体は20名以上 ※中学生以下、障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名含む)、大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明書原本提示)
【関連イベント】
1.実物大模型「蓑庵」組立工事の見学会 終了しました
解説:阿保昭則氏(大工棟梁・耕木杜代表)、谷直樹(大阪くらしの今昔館館長)
日時:令和2年2月16日(日)~20日(木)10:30~12:00
募集人数:各回10名(応募多数の場合は抽選)
申込期間:令和2年1月25(土)~2月5日(水)必着
場所:大阪くらしの今昔館(詳細は参加証等でお知らせします)
参加費:各回2,000円2.講演会 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、中止することになりました「大修理?建築絵図ビフォーアフター 文化財をよみがえらせる日本の修理技術」
講師:坂田雅之氏・坂田さとこ氏(坂田墨珠堂)
谷直樹(大阪くらしの今昔館館長)
日時:令和2年3月7日(土)13:00~15:00(12:30開場)
定員:150名(定員に達し次第締め切ります)
申込期間:令和2年1月25(土)~3月3日(火)
場所:大阪市立住まい情報センター 3階ホール
参加費:300円
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令和2年6月3日(水)~7月12日(日)
建築の魅力は空間デザインにあります。建築家は、スケッチやCG、あるいは模型などを制作して、建築のプレゼンをします。江戸時代の大工棟梁は、和紙で作った起こし絵図を組み立てて、建築空間の魅力を伝えました。建築起こし絵図は、平面図の上に立面図や内部の展開図を描いた和紙を張り合わせたもので、ふだんは折り畳んでおき、見るときには壁面を起こして模型のように組み立てました。いわば、和紙の建築模型です。重要文化財「大工頭中井家関係資料」には建築起こし絵図があります。その大半は茶室や数寄屋建築ですが、社寺建築や京都御所の儀式(即位図)についての起こし絵図も少数ながら含まれています。
本展では、和紙で作った建築起こし絵図を一堂に展観し、平面図や立面図では分からない建築空間の魅力を楽しんでいただきます。併せて、茶室「蓑庵」(大徳寺玉林院・重要文化財)の原寸模型を展示し、実物大の建築空間も体験していただきます。
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
会場:大阪くらしの今昔館 8階 企画展示室
休館日:毎週火曜日
主催:大阪市立住まいのミュージアム(大阪くらしの今昔館)
入館料:特別展のみ300円、常設展+特別展 一般800円(団体700円)、高・大生500円(団体400円)、団体は20名以上 ※中学生以下、障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名含む)、大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明書提示)
【主な展示物】
茶室起こし絵図(中井家約20点+田中家20点)
客殿・書院起こし絵図(約6点)
大徳寺大仙院庭園渡廊起こし絵図
吉田神社大元宮起こし絵図
透廊起こし絵図
中門起こし絵図
即位図起こし絵図
茶室蓑庵実物大模型(公益財団法人 竹中大工道具館蔵)
※なお、重要文化財「大工頭中井家関係資料」は中井正知氏・中井正純氏所蔵
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令和2年7月23日(木・祝)~10月4日(日)
(会期を延長しました)
大阪くらしの今昔館ではこれまで、大阪の伝統的な建築文化や歴史、文化を伝える資料の収集に努めてきました。本展ではこれまでに収集した館蔵品の中から「歳時記」と「祝い事」に関連する絵画資料、染織資料、工芸品、節句飾りなどを展示します。
季節にあわせて飾られた掛軸や屏風、節句飾りや年中行事に用いられた漆器、贈答用の袱紗、通過儀礼の際に身に纏った宮参りや婚礼の衣装など「ハレの日」を彩った100点余りを選びました。
五節句や年中行事、人の一生の節目にあたる儀礼など、大阪の人々が大切に守ってきた生活文化に触れてください。
開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
会 場:大阪くらしの今昔館 8階 企画展示室
休館日:毎週火曜日、ただし祝日を除く
9月7日~11日は常設展展示替のため臨時休館
主 催:大阪市立住まいのミュージアム(大阪くらしの今昔館)
入館料:企画展のみ300円
常設展+企画展 一般800円(団体700円)
高・大生500円(団体400円) 要学生証原本提示
※団体は20名以上 ※年間パスポート、大阪周遊パスで入場可
※中学生以下、障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名含む)、
大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明書原本提示)
交通アクセス:Osaka Metro堺筋線・谷町線、阪急線「天神橋筋六丁目駅」3番出口
から直結
JR大阪環状線「天満」駅から北へ650m
花嫁衣裳 扇面四季花鳥模様振袖
花嫁衣裳 揚羽蝶円紋金襴菱木打掛
雛飾り台所道具
住吉をどり 菅楯彦
浪花行事十二月 七夕月 二代長谷川貞信
(初公開)職人尽屏風
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令和2年11月4日(水)~11月23日(月・祝)
「景聴園(けいちょうえん)」は京都で日本画を学んだグループです。80?90年代生まれの関西出身の作家5名と企画を担当する2名が所属し、2012年に結成されました。同世代でありながらも異なる制作スタイルを持つ作家たちを中心に、日本画を通して文化と歴史を再考することで絵画のあり方を見つめ、日夜議論を重ねながら制作と発表を続けてきました。第6回目を迎える今回の展示は、大阪での初開催となります。
大阪くらしの今昔館は、大阪における住まいの歴史を紹介する一環として、江戸時代を中心に近代までの美術・歴史資料を所蔵しています。それらは床の間や座敷で掛軸や屏風として、生活の中を彩るものとして、生活に取り入れられてきました。時代の流れとともに住まいは郊外にうつり、座敷を持たない家も増え、生活の中で日本画に親しむ機会も少なくなってしまいました。しかし現在も、連綿と続いてきた日本画の歴史を継承して学び、絵を描くことについて問いかけながら制作活動をつづける人たちがいます。
景聴園の作家たちは当館で展示をするにあたり、所蔵品の熟覧を重ねることで大阪の歴史と文化から着想を得て、それぞれのテーマを設けました。本展では、5者5様のアプローチによって描き出された景聴園の新作を中心に今昔館の所蔵品も交えながら、上方で発展してきた都市文化が持つ奥深い世界を展開します。
開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
会 場:大阪くらしの今昔館 8階 企画展示室
(一部作品は常設展示室内に展示)
休館日:毎週火曜日、ただし祝日を除く
主 催:大阪市立住まいのミュージアム(大阪くらしの今昔館)
企 画:景聴園(乃村拓郎、古田理子)
入館料:企画展のみ300円
常設展+企画展 一般800円(団体700円)
高・大生500円(団体400円) 要学生証原本提示
※年間パスポート、大阪周遊パスで入場可
※中学生以下、障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名含む)、
大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明書原本提示)
交通アクセス:Osaka Metro堺筋線・谷町線、阪急線「天神橋筋六丁目駅」3番出口
から直結
JR大阪環状線「天満」駅から北へ650m
作家名 「新作テーマ」×今昔館出品資料
上坂 秀明 「大阪の水景」×よと川の図(淀川勝景)
合田 徹郎 「大坂文人たちの交流」×福原五岳「虎渓三笑図」
服部 しほり「天神祭」×御迎え人形
松平 莉奈 「大阪はたらくおんなの十景」×機械式計算機・パソコン・電話機
三橋 卓 「遊び・玩具」×郷土玩具・羽子板
関連講演会「景聴園×今昔館」
関西若手の日本画グループ「景聴園」の展覧会「景聴園×今昔館 描きひらく上方文化」の開催にあたり、これまでの活動と今回の企画展の展示内容について出展者が解説します。
◇日時 : 11月8日(日)13:30~15:00
◇講師 : 景聴園(出展者)
◇会場 : 大阪市立住まい情報センター5階研修室
◇定員 : 25名
◇参加費 :無料。要景聴園展の入館チケット提示
上坂秀明「水のニオイのする町」2020年
合田徹郎「Across the Frontier」2020年
服部しほり「金太の船渡御」2020年
松平莉奈「大阪はたらくおんなの十景」2020年のうち二景
三橋卓「蜻蛉」2020年
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令和2年12月19日(土)?令和3年2月14日(日)
古来より漆は日本人のくらしや文化と密接に結び付いてきました。実用性と美観に優れる漆は、日用品としての食器類をはじめ、ハレの日の装身具や調度、建築装飾に至るまで幅広く用いられており、今日に至るまで日本の伝統文化を支え続けています。
2001年の開館以来、大阪くらしの今昔館には「住まいの歴史と文化」に関する資料の一分野として、形も用途も様々な漆工品が集められました。本展では、それらのコレクションの中から魅力あふれる作品を選りすぐり、漆商いの中心地であった大坂所縁の作品とともに展観します。今昔館では初となる漆工をテーマにした展示を通し、長い歴史と共に育まれてきたその魅力に迫ります。
開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
会 場:大阪くらしの今昔館 8階 企画展示室
休館日:毎週火曜日、年末年始(12/29~1/2)
※状況により会期等に変更が生じる場合があります。
主 催:大阪市立住まいのミュージアム(大阪くらしの今昔館)
入館料:企画展のみ300円
常設展+企画展 一般800円(団体700円)
高・大生500円(団体400円) 要学生証原本提示
※団体は20名以上 ※年間パスポート、大阪周遊パスで入場可
※中学生以下、障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名含む)、
大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明書原本提示)
交 通:Osaka Metro堺筋線・谷町線、阪急線「天神橋筋六丁目駅」3番出口直結
JR大阪環状線「天満」駅から北へ650m
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